その他(民事事件・刑事事件等)

横張清威ほか『ストーリーでわかる営業損害算定の実務』(日本加除出版、平成28年)

ストーリーでわかる 営業損害算定の実務 新人弁護士、会計数値に挑む 横張清威; 伊勢田篤史 楽天で購入 もふもふ 損害論についてのおススメ書籍です。 弁護士・公認会計士である横張先生らが執筆されたものです。 企業間取引の紛争において、主たる...
家事事件

【財産分与の実務】預貯金について特有財産が認められるのはどのような場合か

夫婦生活を営む中で、生活費の口座であるとか、貯蓄用の口座である等、預貯金が形成されるのが一般的です。 不動産や(地方では特に)車を除くと、メインの資産が預貯金であるのが一般的です。 財産分与の審理においても、預貯金の処理については、激しく争...
家事事件

離婚事由の考え方(離婚が認められるためには何年間の別居が必要か)

明確な不貞行為やDVがある場合は、婚姻関係の破綻が認められます。 一方、このような明確な離婚事由がない場合に、裁判官がどのようか思考過程で破綻の有無を審理、判断するのかについて、別居期間の位置付けを踏まえつつ、解説します。 もふもふ 別居期...
家事事件

裁判官が参考にする文献や参考書(評価付き)~婚姻費用・養育費編~

婚姻費用・養育費について、裁判官が良く参照する文献や参考書を紹介します(随時、更新していく予定です。) 婚姻費用や養育費を算定するに当たっては、算定表が用いられていることが広く知られています。また、最近では、弁護士事務所のホームページに、自...
家事事件

成立した家事調停の内容に錯誤があり、やり直したい場合はどうすれば良いか

家事調停において、例えば離婚や婚姻費用について合意し、調停が成立したものの、その内容に錯誤がある場合、これをやり直す方法として、いくつかの手段が考えられます。 この点についての判断を示した東京高判平成29年5月31日を紹介しつつ、解説します...
家事事件

裁判官が参考にする文献や参考書(評価付き)~財産分与編~

財産分与(調停や審判、人事訴訟)で、裁判官が良く参照する文献や参考書を紹介します(随時、更新していく予定です。) もふもふ おススメ度を星5段階で評価してみます! 松本哲泓『離婚に伴う財産分与ー裁判官の視点にみる分与の実務ー』(新日本法規、...
家事事件

0歳、1歳、2歳、3歳の子について、審判で認められる面会交流の頻度や時間、方法について

0歳、1歳、2歳、3歳の子は、生活自立ができている子はほぼおらず、生活全般にわたって、大人の世話が必要になります。 したがって、このような年齢の子の面会交流の可否や内容を考えるに当たっては、特別な考慮が必要になります。 もふもふ 0歳〜3歳...
家事事件

裁判官が参考にする文献や参考書(評価付き)~面会交流編~

面会交流事件で、裁判官が良く参照する文献や参考書を紹介します(随時、更新していく予定です。) なお、面会交流については、民法等の一部を改正する法律(平成23年法律第61号)により、「子の利益」を最も優先して判断すべきことが条文上明記されまし...
家事事件

4歳、5歳、6歳の子について、審判で認められる面会交流の頻度や時間、方法について

4歳、5歳、6歳(年少~年長)の子は、保育園や幼稚園への通園をしており、親から離れ、初めての集団生活をしている年齢です。 したがって、このような年齢の子の面会交流を考えるに当たっては、0歳~3歳の子とはまた別個の考慮が必要になってきます。 ...
その他(民事事件・刑事事件等)

法廷を誤って施錠してしまった場合、裁判はどうなるか(山形地裁のニュースを考える。)

山形地裁の刑事公判において、傍聴席にいた裁判官が、傍聴席の入口に鍵をかけたことにより、公開原則に違反するとされ(憲法82条1項)、公判のやり直しが行われました。 (毎日新聞 不注意で扉施錠、審理一時非公開 地裁、やり直し/山形(2024年1...